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ブリュッセル航空レビュー:信頼できない航空会社?

CPH空港に駐機中のブリュッセル航空のエアバスA320
ブリュッセル航空の機材は、写真のエアバスA320のような短距離路線向けが中心です。

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ブリュッセル航空でコペンハーゲンからブリュッセルへ飛びました。ちょっと変わった航空会社だと感じつつも、評判は良いと思っていました。ところが実際は逆でした。このベルギーの航空会社にどうして失望したのか、その経緯をお伝えします。

ブリュッセル航空:EUの航空会社

ブリュッセルは欧州連合の事実上の首都だ。ブリュッセルは親しみやすい人々にあふれる活気ある街。だからこそブリュッセル航空にも期待していたが、残念ながら失望した。ただし、この航空会社自体はEUとは関係がなく、たまたまブリュッセルに由来するだけだ。

ブリュッセル航空はベルギーのフラッグキャリアで、2001年に破綻した旧国営航空会社サベナの後継だ。国は新たなナショナルエアラインを必要としており、最終的に民間投資家と政府が新会社を設立して実現した。ブリュッセル航空は2006年に設立され、翌年に運航を開始した。

ブリュッセル航空は中規模の航空会社で、短距離機材で主に欧州域内を飛んでいる。長距離路線はごく少ない。

路線網

ブリュッセル空港がブリュッセル航空のハブだ。就航地は約90都市で、その多くが欧州内。米国にも少数の路線がある。ブリュッセル航空が保有するワイドボディ機は3機しかないため、長距離路線は限定的だ。大手とのコードシェアは充実している。

ブリュッセル航空は世界最大の航空連合であるスターアライアンスに加盟している。アライアンスの力を借りて、この中規模の航空会社もグローバル市場で競争力を保っている。

ブリュッセル航空のロイヤルティプログラム

ブリュッセル航空には2種類のロイヤルティプログラムがある。親会社ルフトハンザが運営するマイレージプログラムMiles&Moreに積算できるほか、ブリュッセル航空独自のLOOPプログラムに貯めることもできる。後者は従来の航空会社のボーナス制度とは仕組みが異なる。

今回は格安運賃だったため、Miles&Moreのマイルは付与対象外だった。LOOPも、ブリュッセル航空に頻繁に乗らない私たちにはメリットが少ない。そのため、これらの特典の詳細までは検証していない。

ブリュッセル航空でのフライト体験

2018年4月、コペンハーゲンからブリュッセルへ飛んだ。ブリュッセル航空はヘルシンキ発の直行便がないため、まずヘルシンキからコペンハーゲンまではノルウェージャン、そこから最終目的地までをブリュッセル航空でつないだ。ヘルシンキ〜ブリュッセルの直行はフィンエアーが高かったこと、そして未知の航空会社を試してみたかったことから、このルートが最適だと判断した。

私たちはコペンハーゲンからブリュッセルへの搭乗でブリュッセル航空をレビューした。出発前からなぜ失望させられたのか、その理由を記す。

しかし、すべてが計画どおりに進んだわけではない。ブリュッセル航空の対応で予定が崩れ、問題解決にも非協力的だった。

予約

いつも通り、スカイスキャナーで運賃を比較した。予約は別切りにし、ヘルシンキ〜コペンハーゲンはノルウェージャン、コペンハーゲン〜ブリュッセルはブリュッセル航空にした。手荷物のみで旅する予定だったので、乗り継ぎ時間は十分と見込んだ。万一接続に失敗した場合に備え、民間の旅行保険にも加入していた。

ヒント:予期せぬ出費を抑えるため、旅行時は必ず旅行保険に加入しよう。

予約手続き自体はスムーズ。スカイスキャナーから航空会社のウェブサイトへ誘導され、そこで手配を完了した。

フライトの欠航とその影響

予約から数週間後、出発までまだかなり余裕がある時期に問題が発生した。ブリュッセル航空から突然、予約便の欠航と、当初より4時間も早いコペンハーゲン発ブリュッセル行きへの振り替え連絡が来た。欠航のうえ、予約時刻より大幅に早い便への変更を求められたのは、私たちの旅の歴史で初めてだった。

ブリュッセル航空に連絡すると、早い便には乗れず、選択肢は遅い便のみだと言われた。最終的には翌日の便を提案されたが、コペンハーゲンでの宿泊費は自己負担だという。カスタマーサービスはそっけなく、まったく助けにならなかった。

結局、ブリュッセル航空の早い便に間に合わせるため、コペンハーゲンへのノルウェージャン便を前倒しで取り直した。追加費用はすべて自己負担。航空会社は責任を取らなかった。欧州消費者センターとのやり取りによれば、ブリュッセル航空の対応は不適切だった。問題解決を試みる間、同社の連絡対応は次第に感じの悪いものになっていった。

チェックイン

当日はオンラインでチェックインを済ませ、問題なく進んだ。コペンハーゲンへはノルウェージャンで飛び、手荷物だけだったので空港ではそのまま搭乗口へ向かった。ブリュッセル航空の短距離線の最安エコノミー運賃には受託手荷物は含まれない。座席指定はオンラインチェックイン時に無料だった。

使用機材

搭乗機はエアバスA320。出発はコペンハーゲンでやや遅れたが、大きな問題ではなかった。機内は清潔でコンディションも良好。期待以上のものは求めていなかったので、機材には満足だった。

機内食・サービス

短距離線のエコノミークラスでは、無料の機内食は提供されない。意外にも、かわいらしいチョコレートが一片提供された。

ブリュッセル航空機内のベルギーチョコレート
エコノミークラスでは機内食の提供はなく、チョコレートが一粒配られるだけでした。

ブリュッセル航空の評価

カスタマーサービスと対応力

カスタマーサービスに星1つを付けたのは初めてだ。ブリュッセル航空は問題解決に消極的で、返信もぞんざい。責任を取ろうとしなかった。

機内・キャビン

キャビンは清潔で状態も良好。機内エンターテインメントはなかったが、もともと期待はしていなかった。

ブリュッセル航空のエアバスA320機の客室
エアバスA320の客室は清潔で、広さも十分で、状態も良好でした。

運賃

運賃は驚くほど安かった。価格が下がりすぎると、同社はもはや十分な品質を提供できていないように見える。より良い顧客サービスが受けられるなら、私たちはもう少し高くても構わなかった。

価格と品質のバランス

価格は安いが、責任の取り方も同様に低い。コストに対する満足度は中程度。ブリュッセル航空は実質的にLCCのように振る舞っている。

総合評価

フライト自体は順調で、機内での体験は想定どおり。乗務員も感じがよかった。とはいえ、顧客対応や責任の取り方が悪ければ高評価は与えられない。カスタマーサービスの弱さが、総合評価を押し下げた。

まとめ

ブリュッセル航空に再び乗るか? おそらく乗るだろう。今回の経験からすると、同社の責任感は低く、LCCに近い。違うのは、ブリュッセル航空がLCCではなくベルギーのフラッグキャリアだという点だけだ。

ブリュッセル航空は“十分に無難”な選択だが、運賃を払いすぎないこと。受けられるのはLCC並みのサービスかもしれない。

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目的地: ベルギー

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